大々的に和風の平屋の外観から洋風を取り入れたご要望の依頼を頂きました。
先ずは、しっかりとした現調からです。
雨漏りをしているとの事で、家屋の一番大事な屋根から調査しました。
既存のセメント瓦の状態は旧塗膜の防水も完全に無い状態です。
何枚かセメント瓦を外し屋根地の状況を確認します。
予想通り防水シートは劣化していますね。
あらゆる箇所から雨水が入っていました。
塗装をしても防水が出来るレベルでは無いのと、無駄な工事(無駄な予算)になりますので、安心できる釉薬瓦の葺き替えをお勧めしました。
屋根板の方は一部のみの腐食でコスト削減できました。
既存セメント瓦の撤去・処分です。
特殊ルーフィングシート貼りです。
この後で見えない箇所が一番大事な工程です。
破風板・鼻隠しを遣り替え、洋風な外観を作っていきました。
特殊ルーフィングを貼り、この状態で十分に雨が凌げます。
新瓦を止める桟木を丁寧に打ちます。
棟から瓦割を墨出しし。
一番大事な下地の形成です。
玄関庇もトタン板からガルバに遣り替えします。
新瓦、洋風平型釉薬瓦を一枚一枚ステンビスで止め、丁寧に葺いています。
セメント瓦と違い、これで生涯メンテナンスは不要ですね。
雰囲気もかなり変わりましたね。
アンテナ配線・ケーブルTVや電話関係の配線の電気工事も段取り良く済ませておき。
玄関庇もガルバで葺き、後は塗装工事です。
棟瓦も葺き銀黒の色も良いですね。
釉薬瓦ならではの上品な高級感があります。
いよいよ塗装です。
破風板・鼻隠し・外壁塗装を丁寧に養生して一番大事な箇所の下地を慎重にしていきます。
目地やビス部にコーキング・パテを丁寧に打ち、下地処理シーラーを塗ります。
一番大事な工程です。
砂骨ローラー(マスチック)でパターンを出し高級感にもなります。
完成です☆
大変喜ばれていました!
ありがとうございました。